安全なマッチングのために

誰かとの新しい出会いは刺激的ですが、知らない人と連絡を取り合う時は常に用心することが必要です。最初にメッセージ交換する時や外で会う時など、どんな場合でもよく考えてから判断し、自身の安全を第一に考えましょう。相手の行動を変えることはできませんが、あなた自身が注意して行動することでTinderのマッチングを安全に楽しむことができます。

オンライン利用時の注意点

  • 相手に送金したり金融機関の情報を教えたりしない

    相手が窮状を訴えている場合でも送金、特に銀行間送金はしないでください。銀行間送金は現金を渡す場合と同様、取引の破棄や送金先の追跡もできない場合がほとんどです。また金融機関の口座にアクセスできるような情報を教えることも厳禁です。他のユーザーが金銭を要求してきた場合は直ちに弊社まで通報してください。

    ロマンス詐欺の被害に遭わないよう、アメリカ連邦取引委員会ではウェブサイトで情報を掲載しています。ご覧ください。

  • あなたの個人情報を守るために

    社会保障番号や自宅または勤務先の住所、毎日の行動パターン(同じ曜日にいつも特定のスポーツクラブに行っているなど)を知らない人に教えないでください。お子さんがいる場合は、プロフィールやまだよく知り合っていない相手とのやり取りにお子さんに関する情報を出し過ぎないようにしましょう。お子さんの名前や通っている学校、年齢や性別などの情報を出すことはやめてください。

  • Tinderのプラットフォームを使う

    Tinderでのやり取りはメッセージフィルターによる検査を通過するため、悪意のあるユーザーはすぐにSMSやメッセージアプリ、メール、電話での会話を求めてきます。相手と交流を深める際は、Tinderのプラットフォームで会話を続けるようにしましょう。

  • 遠距離恋愛や国際恋愛に用心する

    ロマンス詐欺を目論む人物は、あなたと同郷の出身だけれど今は他の場所にいて身動きできない、などと主張します。特に家に戻るための金銭的援助を頼んできた場合は注意が必要です。相手が外で会おうとしない、もしくは電話やテレビ電話で話そうとしない場合は用心してください。あなたに自分の経歴や身分を偽って話している場合があります。また、相手があなたからの質問を避ける、会ったこともないのに深い関係を迫る、またはよく知り合ってもいないのに迫ってくるような相手は警戒すべきです。

  • 不審な行動や嫌がらせ行為を見かけた場合はすべて通報してください

    Tinderの利用規約に違反したユーザーを見かけた場合はブロックの上、通報してください。規約違反として以下のような行為が挙げられます。

    • 金銭または寄付を依頼

    • ユーザーが未成年者である

    • 嫌がらせ、脅迫、攻撃的なメッセージ

    • デート中、もしくはデート後の不適切な行為もしくは有害な行為

    • プロフィールに虚偽を記載している

    • 商用ウェブサイトへのリンクを付けたり、物品やサービスを売りつけたりしようとするなどの、スパムや勧誘行為

    疑わしい行為を見かけた場合は、プロフィールページもしくはメッセージウィンドウから報告できます。詳細については、当社のコミュニティガイドラインを参照してください。

  • アカウントの保護について

    パスワードには強力なものを設定し、不特定多数の人が使用するコンピュータや共有コンピュータからログインする場合は常に注意を払ってください。TinderがEメールでユーザー名やパスワード情報を伺うことは決してありません。もしアカウント情報を聞き出すEメールを受信した場合は、直ちに報告してください。

直接会うときは

  • 慌てずに関係を築いてください

    時間をかけて相手をよく知ってから、会うことに同意してください。Tinder以外でチャットする場合も同様です。怪しいところがないか、個人的にNGとなる要素がないかを確認するために、遠慮せず質問しましょう。電話やテレビ電話は会う前の検討材料に利用でき、便利です。

  • 他の人がいるところで会い、2人きりにならない

    最初の何回かは人の多い、公共の場で会うようにしてください。決して自宅に招いたり、相手の自宅を訪問したり、その他2人きりになる場所には行かないでください。相手がしつこく2人きりになる場所に行くことを口にしたら、その場で別れましょう。

  • 友達や家族に予定を伝える

    友達や家族に自分がアプリで知り合った相手に会いに行くことを伝え、日時や行き先を告げてください。また携帯電話をフル充電して手元から離さないでください。

  • 移動手段を確保する

    出かける時も帰り道も移動手段を確保しておくと、いつでも帰りたいときに帰ることができます。車を自分で運転していく場合は、事前対策としてライドシェアアプリを準備したり、迎えに来てくれる友達を確保したりしておくといいでしょう。

  • 自分にとっての適量を把握しておく

    特にドラッグやアルコールを摂取したとき、自分がどうなるかよく知っておきましょう。飲むと判断力や警戒心が鈍る恐れがあります。デート相手がドラッグの使用を強制したり、あなたが普通に飲める量よりももっと飲ませたりしようとしたら、毅然とした態度でデートを終わらせてください。

  • 飲み物や持ち物を目の届くところに置く

    飲み物が誰の手を経てきたのか注意し、置き場所をいつでも把握することが大切です。そのためにバーテンダーやホールスタッフが直接注いだ飲み物、もしくは持ってきたものだけを受け取るようにしましょう。飲み物に薬物を混入されて起きる性的暴行の被害では、味や色、匂いのない薬物が多く使われています。また携帯電話やポーチ、財布のほか個人情報が保管されているものは常に手元に置いてください。

  • 居心地が悪いと感じたらすぐその場から離れる

    居心地が悪いと感じたらデートを早めに切り上げても構いません。むしろそうすることをお勧めします。また直観的に違和感を覚えたり、危ないと思ったりしたらバーテンダーやホールスタッフに助けを求めましょう。

  • LGBTQ+の方が旅行する場合

    旅行時の注意点

    ジェンダーアイデンティティや性的嗜好という観点において、すべての人が平等に扱われることがどれほど大切かをTinderは認識しています。しかし実際は、潜在的リスクのない地域は世界のどこにもなく、LGBTQ+の人々を標的にし、特殊な法律を制定する一部の国もあります。

    旅行で初めての土地に行く場合は、ご自分に関わりのある法令を調べておきましょう。可能であれば、性的嗜好に関し、どのような法的権利を行使できるのか確認しましょう。安全を保障できない地域を旅行する場合は、設定ページで「Tinderで表示する」の項目をオフにしておくことをお勧めします。

    Tinderのプロフィールに性的嗜好を表示している場合、その地域を離れるまで当社側で性的嗜好を非表示にします。

    これらの地域で新しい人々との出会いを持つときは、用心を重ねることが大切です。一部の法執行機関では捜査の網にかかる対象を探すために、マッチングアプリを使っているからです。また一部の国で先日定められた法律では、個人が同性間のマッチングアプリやウェブサイトでコミュニケーションを取ることが犯罪と見なされ、さらにそのようなやり取りから性的な関係に至った場合は刑罰が一段と重くなります。

    性的指向に関する各国法令の最新情報はILGA Worldのサイトで公開しています。併せて当団体の研究活動を支援するための寄付もご検討ください。

    出典:ILGA World、2019年3月更新

性的な健全性を守るためには同意が必要です

  • 自分自身を守る

    コンドームは正しく、継続的に使用すれば、HIVのような性感染症と接触するリスクや感染するリスクを大幅に減らすことができます。ただしヘルペスやヒト・パピローマ・ウイルスなどのような感染症は、皮膚接触により感染する可能性があるため注意してください。性感染症の中には予防接種によって感染リスクを減らせるものもあります。

  • 自分の健康状況を把握しましょう

    性感染症の中には症状が現れないものもあります。いつも自分の健康状態をきちんと把握することをお勧めします。常に自分の健康状態を注視し、定期的に検査を受けて性感染症を広げてしまうことのないようにしましょう。お近くのクリニックをお探しの場合はこちらをご利用ください(アメリカ合衆国のみ)。

  • 相手に伝えましょう

    何事にもコミュニケーションが肝心です。パートナーと肉体的な関係を持つ前に、性の健康と性感染症の検査について話し合っておきましょう。また、地域によっては性感染症に罹っていることを知りながら他人にうつすと、犯罪と見なされますのでご注意ください。こちらの記事ではパートナーと話し合うためのヒントを取り上げていますのでご一読ください。

  • 同意を得てから

    性に関わる行為はすべて同意を得てから開始してください。行為中にパートナーの意思を確認することもその一つです。言葉でコミュニケーションを取ることで、互いのルールや意思を尊重することを確認し合うことができます。同意はいつでも取り消せます。相手が誰であっても性行為をする義務は存在しません。もしパートナーが嫌がるそぶりをしたり、不安に感じたりしている場合、もしくはドラッグやアルコールのせいで同意できない場合、行為を続けてはいけません。詳しくはRAINNによる同意についての記事をご覧ください。

問い合わせやサポート、助言が必要な場合

上記の注意点をきちんと守った場合でも、リスクを完全に回避する方法は存在しないということをご承知ください。何らかの被害に遭った場合は、ためらわずに助けを求めてください。有事の際にはTinderに報告し、以下の機関のいずれかに相談することをもご検討ください。危険が目前に迫っている、または緊急のサポートが必要な場合は、911(米国およびカナダ)に電話するか、管轄の警察に連絡してください。

RAINN’s National Sexual Assault Hotline1-800-656-HOPE (4673) | online.rainn.org | www.rainn.org

Planned Parenthood1-800-230-7526 | www.plannedparenthood.org

National Domestic Violence Hotline1-800-799-SAFE (7233) または 1-800-787-3224 | www.thehotline.org

National Human Trafficking Hotline1-888-373-7888、またはテキストメッセージ 233733 | www.humantraffickinghotline.org

National Sexual Violence Resource Center1-877-739-3895 | www.nsvrc.org

National Center for Missing & Exploited Children1-800-THE-LOST (843-5678) | www.cybertipline.com

Cyber Civil Rights Initiative1-844-878-2274 | www.cybercivilrights.org

VictimConnect - Crime Victim Resource Center1-855-4VICTIM (855-484-2846) | www.victimconnect.org

FBI Internet Crime Complaint Center| www.ic3.gov

LGBT National Help Center1-888-843-4564 | www.glbtnationalhelpcenter.org

Trans Lifeline1-877-565-8860 (US) または 1-877-330-6366 (CA) | www.translifeline.org

アメリカ国外の皆様について: